サクラ大戦アートフェス 松原秀典トークショウ
2017年 12月 25日
12/24。
今年も松原秀典先生のトークショウ&サイン会が開催されました!
「毎年クリスマスなんだけど…、
毎年言ってるけど、
君たちもクリスマスによくここにいるよね(笑)
松原です。よろしくお願いしまーす」
軽快な挨拶から始まったトークショウ。
ギュウギュウに押し込まれた約100人のお客様。初参加の方も多くやや緊張感が漂うエピキュート内です。
最初は松原先生が作画監督された「この世界に片隅に」(日本アカデミー賞受賞!)がなんと本場のアカデミー賞ノミネート候補にあがっている話や、
今年はその関係で海外へのイベントも多く招待されたこと。
今後の仕事の予定も当然あるけど大半は言えないとのことなど…
そして、話題は最新作へ!!
「帝都花組(仮)」「巴里花組(仮)」「紐育星組(仮)」とついている仮タイトルを見て、
「まさにですよ、僕が思ってた通りのタイトル…このままで良いんじゃないかなぁ?」
隊長を入れて描くにあたって帝都はメンバーが多いのでやはり大きく描いたこと。
3枚並べてまとまりがあるように、
並べたときにより魅力的に見えるよう描いたこと。
段々開催も難しくなるアートフェス、スタッフからの要望もあり、ぜひ、原点回帰として三都それぞれを!と話があったこと等々…
アニメーターという職業柄色々な絵柄を習得していくわけだけど、
半年や一年かけて自在に生み出せるようになったキャラクターやイラストが、終わってしまうときはいつもとても悲しいと思っていること。
だからずっと終わらなければ良いのにと思っていること。
(エヴァも制作が遅れているのは実は松原先生的には嬉しいそうです。終わらないから。)
サクラはアートフェスがあって、年に1度は描けるから幸せだよね。
版画だけでもすごい作品数だけど描きすぎて一つ一つはパッと思い出せない…
けど、生み出すのはいつもいつもいつも苦しいというか苦しくないものはないんだよ。
等々々……
アニメーターとしてはどんな仕事でもしたいと思っていて、良い作品を見ると、1話だけでも僕にやらせてくれないかなーと常に思っていること等。
さらりさらりと、貴重なお話が終わったあとは、サイン会へと移ります!!
ただでさえ狭い会場でギュウギュウ詰めなので、3分の1のお客様は一旦お外で待機していただきます…
by epicute
| 2017-12-25 17:28
| サクラ大戦