垣野内成美展2013 東京

10/10～10/14の５日間、エピキュートでは垣野内成美先生の原画＆新作版画の展示会が開催されました！

毎年の恒例ですが、毎年のファンの皆様の楽しみのイベントです。
新しくその年に描かれたカラー原画を出版社からお借りしての特別展示、
新作版画は毎年必ず完全描き下ろしが入っている等々…
今回も素晴らしい作品が展示されたのでした。

最終日の14日はトークショー＆サイン会！
垣野内先生、そして講談社アフタヌーン副編集長の那須さんもゲストにお迎えして楽しいトークショーでした。



今回の完全描き下ろし「友久（ゆうきゅう）」は、衣装もテレビ版な美夕。
絵にはテレビ版のエピソードにしか出てこないアイテムも描かれているのですが、その千里が絡む話はもう、涙なしでは語れない…

お涼サマ、夕維の版画も目線がたまらなく「らしい」絵で、ファンの皆様が「待ってました！」という作品が勢揃い。


そしてトークは最近のお仕事の話題へ。
平野監督のアニメーションのお仕事に関わったという垣野内先生。

「最近のアニメって、ほとんどが原作付なんだけど…、せっかくアニメ化されてるのに原作マンガと全く同じセリフ回し・コマ割りなのがね、忠実すぎてちょっとつまらないというか(笑)」

「せっかく動いて効果がついてアニメーションになるんだから、もっと"ならでは”の表現をしても良いんじゃないかと思う」

「私がもし自分のマンガ作品をアニメ化してもらえるとしたら、『最低限ここはこう！』『この子は絶対こういうことはしないから！』ていうのをきっちりおさえてもらえさえすれば、逆に他は自由に表現してもらって構わない、それが楽しみという考え方なので」

「そういう意味ではこないだのお仕事はちょっとつまらなかったなあ～～」
「私そういうの全部絵に出るから多分監督には伝わってたと思う！(笑)」


等々、赤裸々に、でもあくまでも本当に楽しそうに笑顔で語る先生(笑)。

新作版画についての紹介はもちろん、先生のアニメーションに対する考えなども少し聞けてしまう、貴重な場となったのでした。


お待ちかねのお客様からの質問コーナーが終わり、サイン会が終わった後には、なんと！初の「直筆サイン入りグッズ争奪！！ガチンコジャンケン大会」が開かれ、先生はノリノリでお客様たちとジャンケン。会場にはアットホームな一体感が生まれ東京会場は幕を閉じたのでした。

大阪会場は11月！！トークショー＆サイン会は11/4です！
まだ間に合いますので…ファンの皆様大阪会場でお待ちしております！！